アームレスを特徴とする バタフライ風車の開発

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原 豊 (鳥取大学大学院 工学研究科 機械宇宙工学専攻 准教授)

小型風車は大型風車に比べて設置における制約が少なく、風さえ吹けば夜間や悪天候の中でも発電できるため、様々な応用が期待できます。しかし、現状はコストが高いため、十分な普及に至っていません。本研究ではコストダウンを大きな目標とし、翼を直接回転ハブに接続でき(アームレス)、二重翼構造(風が最大で4回翼と交差)により良好な起動性も有した、ループ状の翼を持つバタフライ風車を開発しました。翼端がなく発生する渦の強度が弱くなるため、騒音抑制や振動抑制も期待できるシンプルな構造の垂直軸風車です。

連絡先:長島正明(産学・地域連携推進機構 研究推進部門 副部門長)
      nagashima@cjrd.tottori-u.ac.jp
または、原 豊(工学研究科)
     hara@damp.tottori-u.ac.jp