ゲージ製造を専門としていた創業当初に得た技術。精密加工全般に応用できることが、いまひとつの財産となっている。現在主軸となっているボールねじは、ボールがシャフトの溝をすべることで摩擦を抑え、高い伝動率を得る。焼き入れ・熱処理されることで長寿命化され、標準化されることで低価格・短納期が可能だ。IC、LED、半導体の実装装置や検査機器などの産業用のほか、電車の自動ドア、介護用ベッドの昇降機など生活の場でも多用され、その需要は大きく伸び続けている。今後は東南アジア、特に中国への販路拡大を目指し、販売拠点を置くことを計画中だ。そのための一貫生産体制を確率し、検査機器をはじめとする高精度を保つシステムを整えている。また、人材育成は国内外を問わず研修を行っている。大田から世界へ、ボールねじとともに成長を続ける。
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