溶剤系塗料からの脱皮。これが「人と地球にやさしい塗料メーカー」としての出発点だった。塗料に特殊機能を付与する技術では定評があり、企業の最重要課題として早くから地球環境問題を取り組み始めた。塗料に含まれる揮発性有機物質の削減は、社会が抱える環境問題のひとつだ。その努力は「水系塗料」の開発を、他メーカーに先駆けて実現させるという実績に結び付けた。さらに、目に見えて省エネに傑出した効果を上げる濃色系の遮熱塗料の商品化にも成功した。その有効性は大きく評価を受け「おおたECO推進賞」も受賞した。震災以降、節電が叫ばれる中での開発は、社会貢献を理念に掲げるメーカーとしての本領発揮といったところ。次は何を生み出してくれるのか。その活躍から目が離せない。
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